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ローマとエバートン、両クラブ保有に問題
ローマとエバートンを傘下に置くフリードキン・グループが、UEFAの複数クラブ保有ルールによって両クラブを同時に運営できなくなった場合、ローマを優先する方針だと報じられている。
アメリカのフリードキン・ファミリーが率いる同グループは、2020年にローマを買収。2023年にはカンヌ、2024年にはエバートンを傘下に加え、現在は3クラブを保有している。
これまでフリードキン・グループは、UEFAの新たな複数クラブ所有規則に対応するため「構造的な解決策」があるとして、ローマかエバートンのどちらかを売却する必要はないとの姿勢を示していた。
しかし、英紙『タイムズ』によると、その案は現在では実現が難しくなっているという。UEFAは先月、ダン・フリードキン氏ら関係者に対し、両クラブが同じ欧州大会に出場することになった場合、現在の仕組みでは認められない可能性があると警告したとされる。
今季は問題を回避も…
今季については、ローマがチャンピオンズリーグ出場権を獲得した一方、エバートンはプレミアリーグを13位で終え、UEFA主催大会への出場権を得られなかったため、両クラブが同じ欧州大会で対戦する可能性は生じなかった。
ただし、今後も両クラブが欧州大会への出場権を獲得すれば、フリードキン・グループは対応を迫られることになる。
売却ではなく「ブラインド・トラスト」案も
解決策は完全な売却だけではない。どちらか一方のクラブを一時的に「ブラインド・トラスト」に置き、独立した人物によって運営する方法も残されている。
『タイムズ』は、フリードキン・グループにとってローマは2020年から続く長期的な投資であることから、仮にこの方法を採用する場合、対象となるのはエバートンになる可能性が高いと報じている。



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