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スパレッティ、コープマイネルスを“最終ライン”へ配置 新境地で再生なるか
ユベントスがテウン・コープマイネルスに投じた移籍金は総額5,130万ユーロ。高額な投資に見合う結果をまだ残せていない中、ルチアーノ・スパレッティが新たな打開策を提示した。
クレモネーゼ戦でのデビュー戦で、スパレッティはオランダ代表MFをまさかの「左センターバック」として起用。これまで中盤から前線まで多彩なポジションで試されたコープマイネルスにとって、意外性のある大胆な配置転換となった。
ティアゴ・モッタの下ではトップ下や“偽9番”として、イゴール・トゥドル時代にはアンカーや右サイドでもプレーしたが、守備ラインでの起用は初。スパレッティの狙いは明確で、チームの戦術バランスを取り戻しつつ、クラブの重要な資産であるコープマイネルスを再生させることだ。
原点回帰の挑戦 オランダ時代のポジションで再評価を狙う
この決断は単なる奇策ではなく、選手の原点に立ち返る試みでもある。
コープマイネルスは本来ミッドフィールダーだが、AZアルクマール時代の初期にはセンターバックとしても起用されていた経験を持つ。スパレッティはその特性を見抜き、ビルドアップ能力と戦術理解を生かす狙いを持っている。
クレモネーゼ戦では堅実な守備と的確な配球で存在感を発揮。新ポジションでの初陣としては上々の出来だった。
ただし、真価が問われるのはこれから。次戦のチャンピオンズリーグ、スポルティング戦で同様のパフォーマンスを維持できるかが焦点となる。



コメント
偽コプが本コプになるかも。マジでスパゲッティナポリタンには脱帽でした。今日の試合なんか特に、コプを最終ラインに置く事で、まず、ビルドアップの起点になり、ポジションの流動性もかなりスムースになったと思います。守備での貢献度もかなり高かったし、最後尾から全体を見渡させる事で余計な動きとか無くなった。凄い。
そしてキンタも凄い