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Football Italia
マロッタとコンテ、判定巡る火花再燃
インテル会長ベッペ・マロッタが、アントニオ・コンテ監督(ナポリ)の最新の審判批判に対し、「答えるつもりはない」と突き放した。両者の言葉の応酬は、10月末の直接対決以来続いている。
問題の発端は、10月に行われたナポリ対インテル戦(3-1でナポリ勝利)での一件。前半終了間際、ナポリのジョヴァンニ・ディ・ロレンツォがペナルティエリア内でヘンリク・ムヒタリアンと接触し、PKを獲得。この判定をインテル側は強く不服とした。
主審マウリツィオ・マリアーニは当初ノーファウルの判断だったが、副審ダニエレ・ビンドーニの進言を受けてPKを宣告。これに対し試合後、マロッタは記者会見で次のように不満を表明した。
「このPKが試合の流れを決定づけた。主審は完璧な位置でプレーを見ていたにもかかわらず、笛を吹くまでに8秒もかかった。副審の判断に引きずられたことは明らかだ」
コンテの反論「会長が出てきて喋るのは印象操作だ」
これに対し、コンテ監督はナポリ側から応戦。
「審判について文句を言うとき、彼ら(インテル)はロッキ(審判委員長)や審判団に影響を与えようとしている。会長がマイクの前に立つのは、メッセージを送って物語を作ろうとしているからだ。我々は泣き言を言うつもりはないが、愚かでもない」と皮肉を交えた。



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