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ラウタロ・マルティネス、ゴール欠乏もチームは動じず キヴ監督「問題は存在しない」

インテル

(画像:GettyImages)

Calciomercato.com

キャプテンの沈黙、心理的負担も影響か

アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの最後のリーグ戦ゴールは10月4日、代表ウィーク前のクレモネーゼ戦にまで遡る。ここまでのセリエAでの得点はわずか3つ。トリノ、カリアリ、クレモネーゼがその犠牲者だ。10試合でこの数字というのはやや物足りず、キャプテンとしての責任感が強いラウタロにとっては、精神的にも少なからず影響を与えているようだ。

時間が経つにつれ、ゴールが遠のくほどに彼は自身の重圧に押しつぶされる傾向があり、本来の爆発力を発揮できなくなる。こうしたスランプは彼にとって初めてではなく、過去にも何度も通ってきた道。いわば、今もなお克服すべき“最後の壁”が目の前に立ちはだかっている。しかし現時点では、その感情的なブロックがプレー面にも影を落としているのは確かだ。

キヴ監督「存在しない問題を作るな」

ラウタロのゴール欠乏について問われたインテル監督クリスティアン・キヴは、早い段階で火消しに動いた。
「存在しない問題を作る必要はない。彼はブリュッセルでもゴールを決めている。ラウタロはチームを引っ張る存在であり、常にハードワークしている」とコメント。

この発言には、ラウタロ本人だけでなくチーム全体へのメッセージも込められている。ゴールは確かに重要だが、それ以上に大事なのは姿勢やメンタリティの安定だという意識の共有だ。チームはひとつのリズムで動く必要があり、その中で各選手がバランスを見つけなければならない。ラウタロもそれを理解しているが、それでも時に彼は感情の起伏に支配される。しかし、すでに実績を積んできた選手だけに、こうした場面をどう乗り越えるかが今後の鍵となる。

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