【セリ速投票開催中】

◆New◆セリエAの人気回復を望みますか?

投票

スパレッティ体制初陣でユベントスが勝利 コスティッチとカンビアーゾが決めた新時代の船出

ユーベ

(画像:GettyImages)

Football Italia

ルチアーノ・スパレッティのユベントス監督デビュー戦は、戦術的なサプライズに満ちた内容となった。だがその実験は功を奏し、敵地でジェイミー・ヴァーディ率いるクレモネーゼを2-1で下す結果に結びついた。得点者はフィリップ・コスティッチとアンドレア・カンビアーゾだった。

イゴール・トゥドルの解任からわずか数日。暫定指揮官マッシモ・ブランビッラのもとでウディネーゼに3-1で勝利し、8試合ぶりの白星と4試合ぶりの得点を記録したユベントスは、木曜日にスパレッティを新指揮官として迎え入れた。だがデビュー戦までの準備期間はわずか48時間。ケナン・ユルディズ、ロイド・ケリー、グレイソン・ブレーメル、フアン・カバル、アルカディウシュ・ミリク、カルロ・ピンソーリオといった選手が欠場する厳しい状況だった。

それでもスパレッティは、たった一度の練習でチームに変化をもたらした。トゥーン・クープマイナースを3バックの一角に配置する大胆な布陣変更である。対するクレモネーゼは直近3試合負けなし、前節ジェノア戦では2-0で勝利し8位につけていたが、アントニオ・サナブリアやジュゼッペ・ペッツェッラら複数の主力を欠いていた。

試合は開始わずか85秒で動いた。ロイス・オペンダのヒールパスは本来ドゥシャン・ヴラホヴィッチへの意図だったが、DFの当たり損ねを経てヤリ・ヴァンデプッテの足元にこぼれ、そこからコスティッチがフリーで押し込んだ。33歳の誕生日を迎えたコスティッチにとっては、2023年3月のインテル戦以来となるセリエAでのゴールだった。

ヴラホヴィッチは角度のない位置からもGKエミル・アウデロを強襲。26分にはマヌエル・ロカテッリの低弾シュートがポストをかすめるなど、ユベントスが主導権を握った。さらにオペンダやロカテッリも惜しい場面を作り、前半は終始スパレッティの采配が機能する展開となった。

コメント

WP Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com