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スパレッティ初会見で見えた5つのポイント——「ユベントスを再びスクデット争いへ」

ユーベ

(画像:GettyImages)

Football Italia

① 短期契約への自信「保証は必要ない」

ルチアーノ・スパレッティはユベントス監督として初の記者会見に臨み、シーズン終了までの契約でチームを率いることを明かした。クラブはシーズン終了後に、2027年までの延長オプションを行使するかどうかを判断する。

短期契約について問われたスパレッティは、「もしこのチームに可能性を感じていなければ、8か月契約を受け入れる理由はない」と強調。さらに「これまでのキャリアで多くの経験を積んできた。未来の保証がなくても構わない。契約に縛られる必要はない。お互いが誠実に取り組むことが大切だ」と語り、短期契約に一切の不安を見せなかった。

② システムは3バック継続、将来的には4バックへ

スパレッティは就任翌日のクレモネーゼ戦でデビューを飾るが、準備期間はわずか1日。初戦ではトゥドール前監督の戦術を引き継ぐ形で3バックを採用する見通しだが、「将来的には4バックシステムを構築したい」と構想を語った。

「監督は選手に依存している。いくら指導が優れていても、選手の質が違いを生む」と指摘し、「注意力、努力、仲間との信頼関係——それがどんなスポーツでも次のレベルに進む鍵だ」とチームスピリットの重要性を説いた。

また、自身の持ち味である攻撃的スタイルについても言及。「フットボールは勝つことが第一だが、同時に観る者を魅了するものでもある。新しいアイデアを持ち続けることが創造性を保つ。ピッチ上で勝利を掴み、そこから美しいサッカーを語りたい」と語った。

③ ナポリとの絆、批判に反論「文脈を無視している」

ナポリ時代のファンから「他のイタリアクラブを率いないと約束したはず」と批判された件について、スパレッティは「その約束は2023-24シーズン限定だった」と明確に説明した。

「私は自由に新たな道を進むことができた。あの発言を切り取って攻撃する人々は文脈を無視している」と語気を強め、「ナポリへの愛情は変わらない。今日のメディカルチェックでは、ナポリ優勝の記念タトゥーがある左腕を避けて採血したほどだ」と、特別な絆を強調した。

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