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Football Italia
スパレッティが就任会見「このクラブを再び頂点へ導くために来た」
ユベントスの新指揮官ルチアーノ・スパレッティが31日、就任記者会見に臨み、8か月契約を受け入れた理由やクラブへの思いを語った。契約期間は2026年6月までとされているが、チャンピオンズリーグ出場権獲得による自動延長条項は設けられていない。
ナポリを率いてセリエA制覇を果たした後、イタリア代表監督を経てトリノにやってきたトスカーナ出身の指揮官は、「このクラブの歴史と組織力は誰もが知っている。内部に入って感じるものは特別なものがある」と感慨を述べた。
短期契約の理由とチームへの期待
スパレッティは短期契約を受け入れた理由について、「もしこのチームに可能性を感じていなければ、この契約を受けることはなかった」と強調。「自己規律と意欲があれば、困難な時期を乗り越えられる。ユベントスのようなクラブでは、常にチャンピオンズリーグを目指すのが当然だ」と語った。
トゥドルへの敬意と新スタッフ体制
前任者イゴール・トゥドルに対しては、「彼の仕事に敬意を表したい。プロフェッショナルな人物だ」と感謝を示したうえで、新たに4名のスタッフを紹介。ドメニキーニ、マルトゥッシェッロ、ルッソ、そしてフィットネスコーチのシナッティがチームを支えることを明かした。
また、長年の右腕だったダニエレ・バルディーニがスタッフから退く決断をしたことについては「驚いたが、彼の意思を尊重する。彼には感謝しかない」と言及した。



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