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Football Italia
高額投資も結果出ず ヒメネスに残された時間はわずか2カ月
ミランが今冬の移籍市場で獲得したサンティアゴ・ヒメネスだが、ここまで結果を残せず、サン・シーロでの立場が危うくなっている。イタリア国内の報道によると、クラブはメキシコ代表FWに対し「2カ月以内に結果を出せ」と最後通告を出したという。
ヒメネスは1月の移籍市場でフェイエノールトから加入。移籍金はボーナスを含め最大3,500万ユーロ(約58億円)に達する高額投資だった。オランダではリーグ戦11試合で7得点、チャンピオンズリーグでも5戦5発と絶好調だったが、ミラン加入後はゴールから遠ざかっている。
アッレグリ体制で序列を上げるも無得点続く
今季のセリエAではここまで9試合中8試合に先発し、計10時間以上プレーしているにもかかわらず無得点。ラファエル・レオン、クリスティアン・プリシッチ、クリストファー・エンクンクといった前線のライバルが負傷で離脱したタイミングでもチャンスを活かせなかった。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督は3-5-2システムでヒメネスを起用してきたが、レオンとエンクンクの復帰によりポジション争いが再び激化。プリシッチもまもなく復帰予定で、ヒメネスの出場機会はさらに限られる見込みだ。

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ガゼッタ紙「8試合が勝負」 放出の可能性も
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ヒメネスには今後の8試合(スーペルコッパ・イタリアーナの結果次第では最大9試合)で結果を残すことが求められており、それが叶わなければ来年1月の移籍市場で放出される可能性もあるという。
契約は2029年夏まで残っているが、クラブの忍耐は限界に近い。ミランが期待を込めて獲得したストライカーは、残りわずかな時間で評価を覆すことができるか――ヒメネスの真価が問われる重要な2カ月となる。



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