
アッレグリ、首位ミランに油断なし「昇格組相手に前回より良い試合をしなければならない」
マッシミリアーノ・アッレグリは、金曜夜に行われるセリエA第8節のピサ戦を前に、「首位に立っているとはいえ、まだ改善の余地がある」と強調した。
フィオレンティーナ戦を2-1で制し首位に浮上したミランは、昇格組ピサとの対戦で暫定的に勝点差を4に広げるチャンスを迎える。しかしアッレグリは、相手を侮ることなく、選手たちにより高い集中力を求めた。
「ピサは昇格組とはいえ、ボローニャ戦を除けばすべての試合で戦えているし、ナポリやローマとも互角に渡り合っている。簡単な試合にはならない。前回の昇格組(クレモネーゼ)戦のようなことは繰り返してはいけない」と指揮官は語った。
「首位は驚きではない」——ミランの現状と“静かな自信”
就任初期ながら首位に立つことについて問われると、アッレグリは「驚きではない」と答えた。
「首位になることを予想していたわけではないが、才能あるチームを受け継いだことは分かっていた。毎日ハードワークを重ねている。まだ始まったばかりだが、次の試合を最大限の敬意を持って迎えなければならない」
過去に自身がシーズン開幕7試合で16ポイントを獲得した際はいずれもスクデットを獲得しているというデータについては、「そんなことは忘れろ」と笑い飛ばした。
「チームはそれぞれ違う。大事なのは静かに、低い姿勢で、しっかり働いて試合に勝つこと。それだけだ」



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