【セリ速投票開催中】

◆New◆セリエAの人気回復を望みますか?

投票

ユリッチ監督「運も味方した」 ルックマンとの口論を説明、劇的勝利の裏側を語る

アタランタ

(画像:GettyImages)

Football Italia

終盤のサマルジッチ弾でマルセイユ撃破、1か月ぶりの勝利に安堵

アタランタのイヴァン・ユリッチ監督が、オリンピック・マルセイユ戦後にアデモラ・ルックマンとのベンチでの口論について説明した。試合は劇的な展開の末、ラザール・サマルジッチの決勝弾で1-0の勝利。チームにとって1か月ぶりの白星となった。

「内容は良かった。PKや取り消されたゴールでは不運もあったが、最後は少し運に恵まれた」とユリッチ監督はスカイ・スポーツ・イタリアに語った。
「サマルジッチは素晴らしいゴールを決めた。チーム全員が本当に喜んでいる」

「内容は悪くなかった」 結果以上に手応え強調

アタランタはここ数試合、セリエAで5戦連続ドロー、さらにウディネーゼ戦で敗れるなど勝ち切れない試合が続いていた。ヨーロッパリーグでは、デ・ケテラーレのPK失敗やニコラ・クルストヴィッチの決定機逸など、得点機を逃すシーンも目立った。

それでもユリッチ監督は、チームの出来には手応えを感じている。
「今季のパフォーマンス自体は悪くない。ウディネーゼ戦を除けば、内容は常に良かった。ポスト直撃や相手GKの好守など、不運が重なっていた。結果が出ないことでネガティブな印象が生まれていたが、我々は常に良いサッカーをしていた」

PK失敗から歓喜へ 「この勝利はチームに必要だった」

この試合では、14分にデ・ケテラーレがPKを失敗。69分にはルックマンのゴールがオフサイドで取り消されるなど、嫌な流れが続いた。だが、90分にドラマが訪れた。エデルソンが自陣でボールをクリアした際に腕に当たるハンド疑惑が起きるも、VARは介入せず。マルセイユが抗議する間に、アタランタがカウンターを仕掛け、サマルジッチが左足で完璧なカーブシュートをゴール右上に突き刺した。

「クルストヴィッチのポストプレーも素晴らしかった。彼がボールを収めてくれたことで、高い位置でプレスをかけることができた」とユリッチ監督は評価。
「我々にはこの“感情的な勝利”が必要だった。PKを外した後でも気持ちを切らさず、勝利をつかめたことは大きい。ここからセリエAでも巻き返したい」

コメント

WP Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com