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Football Italia
ニコ・パスが躍動、コモがユベントスを撃破し勝点12で並ぶ
ユベントスがセリエAで今季初の敗戦を喫した。敵地シニガーリャで行われた一戦は、ニコ・パスの1ゴール1アシストの活躍によりコモが2-0で勝利。これで両チームは勝点12で並んだ。首位浮上のチャンスを逃したユベントスにとっては、痛恨の黒星となった。
この試合、ユベントスはブレーメル、ジェグロヴァ、カバル、ミレッティ、ミリクを欠く厳しい状況。イゴール・トゥドル監督は得意の3バックを封印し、カルルとルガーニを中央に据えた4バックを採用。前線はデイヴィッドを軸に、両翼にユルディスとコンセイソンを配した。対するコモはファブレガス監督とジェズス・ロドリゲスが出場停止。アダイ、セルジ・ロベルト、ディアオ、ドッセーナらを欠く中、モラタが古巣相手に先発出場した。
立ち上がりから主導権を握ったのはホームのコモ。わずか3分、ショートコーナーからニコ・パスがクロスを上げると、ケンプフが完全にフリーの状態で合わせ先制。カリュルがマークを外し、ディ・グレゴリオは一歩も動けなかった。早々の失点でビハインドを背負ったユベントスは、ユルディスやコープマイネルスを中心に反撃を試みるが、ケンプフのブロックやブテズの好守に阻まれゴールを奪えない。逆に、モラタの鋭いシュートやアルベルト・カルロスのミドルをディ・グレゴリオが辛うじて弾き出すなど、守備陣が忙しい展開となった。



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