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Football Italia
契約満了でフリー移籍も視野、イカルディはイタリア復帰を優先か
マウロ・イカルディはトルコに留まることに完全には納得しておらず、今季終了後にガラタサライとの契約が満了するため、フリーでの移籍が可能となる。インテルとサンプドリアでセリエA通算121ゴールを記録したアルゼンチン人ストライカーは、キャリア継続のためイタリア復帰を優先していると報じられている。『ラ・スタンパ』によれば、トリノのウルバーノ・カイロ会長がイカルディ獲得の可能性を探っているという。
トリノ、アルゼンチン攻撃陣で魅力的な構想
移籍が実現すれば、イカルディは元ナポリのジョバンニ・シメオネとのアルゼンチン人コンビで前線を形成することになり、グラナータファンの期待も高まっている。1月の移籍市場では条件付きではないものの、ガラタサライはフリー移籍を避けるために最小限の移籍金での放出を検討する可能性があり、給与面でも年間約300万ユーロを節約できる見込みだ。
ザパタの状態次第で動き出し
ただし、トリノはまず2027年まで契約を残すドゥヴァン・ザパタのフィットネス状態を確認する必要がある。ザパタは深刻な膝の負傷から復帰中で、今季のセリエAとコッパ・イタリアでわずか23分の出場にとどまっている。
現時点では、32歳のイカルディはガラタサライのオカン・ブルク監督のプランに組み込まれており、リーグ開幕7試合で5ゴールを記録。チャンピオンズでのビクトル・オシメンの控えとして攻撃陣の主力を担っている。



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