
CHOFU, JAPAN – OCTOBER 14: Carlo Ancelotti, coach of Brazil looks on after the international friendly match between Japan and Brazil at Tokyo Stadium on October 14, 2025 in Chofu, Tokyo, Japan. (Photo by Hiroki Watanabe/Getty Images)
Football Italia
2点リードから逆転負け、指揮官は冷静に分析
ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティが、日本戦での逆転負けを「良い教訓」と振り返った。チームは2点のリードを守れず、ファブリシオ・ブルーノのミスをきっかけに3-2で敗戦。アンチェロッティにとっては監督就任後2度目の黒星となった。
「今日の試合から学ぶべきことが多い。特に後半の戦い方だ」とアンチェロッティは試合後の会見で語った。「2日前の韓国戦では非常に良い内容だったが、今夜は前半こそ良かったものの、後半は明らかに弱さが出た」。
「最初のミスが流れを変えた」
日本の反撃は、ブルーノの自陣でのボールロストから始まった。この場面についてアンチェロッティは「最初のミスにチームがうまく反応できなかった」とコメント。「それまではすべてコントロールできていたが、あの瞬間から集中を失った。選手たちの姿勢が悪かったとは思わないが、頭が混乱してしまったのが最大の誤りだった」と続けた。
ブラジルは内容こそ悪くなかったが、試合運びの甘さが露呈。アンチェロッティ体制にとって、アジア遠征は課題の多い試練となった。



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