（画像：GettyImages）
Football Italia
ガットゥーゾの下で復調、イタリアがW杯プレーオフ進出決定
イタリア代表MFマヌエル・ロカテッリが、イスラエル戦後にガットゥーゾ監督への信頼を語った。イタリアはウディネのスタディオ・フリウリでイスラエルを3-0で下し、2026年W杯プレーオフ進出を確定させた。マテオ・レテギの2得点とジャンルカ・マンチーニのヘディング弾で快勝した一方、序盤は相手に押し込まれる場面もあり、ジャンルイジ・ドンナルンマのセーブに救われた。
「過去は見ない、今と未来に集中する」
試合後、ロカテッリはSky Sport Italiaに対し「もっと良くできたとは思うが、今は過去を振り返る時ではない。大事なのは現在と未来だ」と語った。「監督が多くのポジティブなエネルギーをもたらしてくれた。彼は自分を信頼してくれているし、それを感じる。この数日間、チーム全体が正しい姿勢を見せていた」ともコメントしている。
ユベントス所属のロカテッリは、代表での起用が安定せず苦しんだ時期もあったが、この日はシステム変更により3-5-2の中盤で先発出場。安定したプレーで攻守を支えた。「キャリアの中で波があったのは事実だ。その責任は自分にある。言い訳はしない。今は成熟し、幸せを感じている。この状態を維持したい」と自己分析した。
「ガットゥーゾは本物の男」
ガットゥーゾ体制の4試合でロカテッリは2試合に先発。新指揮官への信頼は厚い。「彼は本物の男だ。思ったことを率直に伝えてくれる。それが監督として非常に重要な資質だ。今日もロッカールームで素晴らしいスピーチをしてくれた。内容は僕らだけのものにするけどね」と笑顔で語った。
イタリア代表は11月21日に行われる抽選でプレーオフの対戦相手が決まり、2026年3月に運命の戦いに挑む。ロカテッリはその中心として、再び青の戦士たちを導く存在になりつつある。
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