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Football Italia
スパレッティ就任に“教え子”ディ・ナターレが太鼓判「ユベントスを再び頂点へ」
元イタリア代表FWアントニオ・ディ・ナターレが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで、ルチアーノ・スパレッティ監督率いる新生ユベントスについて語った。
エンポリとウディネーゼでスパレッティの指導を受けた同氏は、旧知の監督がセリエAの舞台に復帰したことを歓迎している。
「スパレッティがユベントスのオファーを断ることはできなかっただろう。彼ならチームを再びトップに導くと確信している」とディ・ナターレはコメント。
スパレッティは就任会見で、ドゥシャン・ヴラホヴィッチを重要な戦力とし、姿勢次第で信頼を続ける考えを示していた。
「ヴラホヴィッチは20ゴールを決める」 前線の覚醒に期待
ディ・ナターレは、スパレッティの指導のもとでヴラホヴィッチが真価を発揮すると予想する。
「ヴラホヴィッチにはおよそ20得点を期待している。ダビド(オクレク)やオペンダもそれに近い数字を残せるはずだ。スパレッティは前線の動き、ライン間の連携、そして対戦相手のDFの特徴分析に非常にこだわる。彼のチームではFWが常に成長する」
さらに、「ルチアーノは見ていて楽しいサッカーと結果の両方をもたらす監督だ。サポーターはサーカスを見に行くわけじゃない、勝利を見に行くんだ」と語り、スタイルと実利を兼ね備えた手腕を称賛した。
初陣は3バック継続へ 将来的には4-3-3構想も
スパレッティはこの日、クレモネーゼ戦でユベントスの指揮官として初陣を迎える。現地報道によれば、当面は前任者イゴール・トゥドルの戦術を踏襲し、3バックを継続する方針だという。
「ルチアーノはトゥドルの仕事にしっかりと継続性を持たせるだろう。将来的には4-3-3を採用し、コンセイソン、ヴラホヴィッチ、ユルディズの3トップが見たい」とディ・ナターレは期待を口にした。



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