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Football Italia
レテギが語る手応え「チームとして一体感が生まれている」
マッテオ・レテギがまたもやイタリアを勝利へ導いた。イスラエル戦で2ゴールに絡む活躍を見せ、チームを3-0の完勝に導いたイタリアは、2026年ワールドカップ・プレーオフ進出を確定させた。
数日前のエストニア戦では3-1で勝利したものの内容に乏しく、この日も前半は苦戦。それでもレテギが前回のPK失敗を引きずることなく、自ら得たPKを力強く沈めて均衡を破った。後半には美しいカーブシュートで追加点を奪い、終了間際にはマンチーニがセットプレーから3点目。チームの攻撃はようやく機能し始めている。
「監督のアイデアが浸透してきた」レテギが語るチームの変化
試合後、レテギはRAIスポーツに対し、現在のチームの成長に手応えを口にした。
「とても嬉しい。僕らはここで大事な仕事をしている。最近の2回の代表招集では明らかにチームが前進していて、監督の考え方が浸透してきている。チームとして強固なユニットを築けており、多くのゴールを奪えている。今夜はクリーンシートも守れた」と語った。
グループ首位ノルウェーとの得失点差は大きく、逆転の可能性はほぼ消滅。それでもイタリアはプレーオフ行きを確定させた。過去2大会(2018年、2022年)でW杯出場を逃しているだけに、チームにとって大きな一歩となる。
サウジでも好調維持「レベルはヨーロッパに匹敵する」
アル・カディシーヤでプレーするレテギは、サウジ・プロリーグの競争力についても語った。
「サウジリーグは思っているよりもレベルが高い。ヨーロッパのクラブと互角に戦えるチームもある。僕は試合に出続けているし、テンポも速いからコンディションもいい」と自信をのぞかせた。
この試合でレテギは直近4試合で通算5得点。ガットゥーゾ体制の象徴的存在となりつつある。
「今はしっかり休んで、さらに成長できるよう努力する。謙虚さを忘れず、次の代表ウィークでもベストを尽くしたい」と締めくくった。



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