モイズ・キーン、ゴール直後に負傷交代――右足首のねんざで途中退場

（画像：GettyImages）

Football Italia

先制点の直後に悲劇、イタリア代表FWキーンがアクシデント

イタリア代表FWモイズ・キーンにとって、エストニア戦は喜びと失望が入り混じる夜となった。先制ゴールを決めた直後、右足首を痛めて無念の途中交代。代表での存在感を示し始めていた矢先のアクシデントとなった。

試合はワールドカップ予選の重要な一戦。キーンは前半序盤、フェデリコ・ディマルコの正確なアシストを受け、右足で冷静にフィニッシュ。チームに先制点をもたらし、好調を印象づけた。しかし、喜びも束の間、プレー再開からわずか2分後に悲劇が起きた。

キーンはオフ・ザ・ボールの動きの中で右足首を不自然にひねる形となり、明らかに苦痛の表情を浮かべた。しばらくプレー続行を試みたものの、痛みは引かず、数分後にピッチを後に。代わってフランチェスコ・ピオ・エスポージトが投入された。

代表定着を目指す中での痛恨の離脱

この負傷は、キーンにとって大きな痛手となる。直近の代表戦ではガットゥーゾ監督の信頼を勝ち取りつつあり、今大会でも先発の座を確保。ようやく復調の兆しを見せていただけに、ここでの離脱は厳しいタイミングと言える。

チーム関係者によると、現時点では「足首のねんざ」とみられており、今後の検査で詳細が判明する見込みだ。重傷でなければよいが、短期間での復帰は難しい可能性もある。