
(画像:GettyImages)
Football Italia
イタリア各紙によると、ミランは1月の冬の移籍市場でリヴァプールのジョー・ゴメス獲得を検討している。しかし、同選手の移籍可否はアルネ・スロット監督の起用方針や、負傷中のイタリア期待株ジョヴァンニ・レオーニの代替策次第となる。
ミランは現在、マッテオ・ガッビア、フィカヨ・トモリ、ストラヒニャ・パヴロヴィッチ、コーニ・デ・ウィンターといったセンターバック陣を抱えているが、アレグリ監督は3バックを基本戦術としているため、カバー人材がやや手薄だ。ゴメスは3バック・4バック双方でセンターバックをこなせるほか、サイドバックも務められるユーティリティ性が魅力となる。
ゴメスはチャールトン・アカデミー出身でリヴァプール一筋の28歳。今季はプレミアリーグでわずか2試合29分、EFLカップで90分出場したのみで、チャンピオンズリーグでは未出場。ヴァージル・ファン・ダイクとイブラヒム・コナテの起用が固定されているため、出場機会は限られている。
イタリア紙コリエーレ・デロ・スポルトによれば、ゴメス自身の「レギュラー出場を望む意欲」が、ミラン移籍実現のカギとなる可能性がある。ただし、レオーニの長期離脱に伴うクラブの戦力構想やリヴァプール側の代替人材確保の問題も絡むため、冬の移籍実現は流動的だ。
ミランは戦力補強の必要性があるが、最終的な判断はゴメス本人の意思と両クラブの状況次第となる。



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