
(画像:GettyImages)
Football Italia
ACミランで出番に恵まれぬデ・ウィンター、謙虚な姿勢を貫く
コニ・デ・ウィンターは、なぜACミランで出場機会を求めて「机を叩く」ような主張をしないのか、その理由を明かした。ジェノアからミランへ2000万ユーロ+最大500万ユーロのボーナスで移籍した同選手だが、今季ここまでの出場はわずか4試合にとどまっている。
ベルギー紙『Nieuwsblad』のインタビューで、デ・ウィンターは自身の立場を冷静に見つめている。
「自分には高い要求を課しているし、レギュラーになりたいという野心もある。でもその状況は自分で作り出さなければならない。今は要求できる立場じゃない。もし自分がチャンスを得るに値すると感じたら監督に話すだろうけど、今は謙虚でいるべきだ。与えられた時間で良いプレーをすれば、報われると信じている」
「ミランからのオファーは迷う必要がなかった」
今夏の移籍市場では、インテル、ナポリ、トッテナムなど複数のクラブが関心を示したが、デ・ウィンターにとってミランは特別な存在だった。
「ここはヨーロッパでも屈指のビッグクラブだ。子どもの頃、ロナウジーニョがミランでプレーしていた。ペイパービュー契約なんてなかったけど、チャンピオンズリーグでロナウジーニョ、パト、ベッカムのプレーを見ていた。その魅力はいまでも変わらない。
ミランから声がかかれば迷う理由なんてない。他のイタリアの強豪やイングランドのクラブ、中東のチームからも話はあった。中東はかなりの金額を提示していたけど、今の自分にはその選択肢はなかった。次のステップを踏みたかったし、この移籍は完璧だった」



コメント