ジョナサン・デイヴィッド、ユベントスで崖っぷち CLビジャレアル戦が“運命の夜”に

ユーベ

(画像:GettyImages)

期待された“9番”が出場機会減少

ジョナサン・デイヴィッドのユベントスでのスタートは、本人にとってもファンにとっても想像していたものとは違った。今夏にフリートランスファーで加入し、当初は不動のストライカーとして構想されていたが、現状では出場機会が大きく減少。直近のセリエA3試合はいずれもベンチスタートで、アタランタ戦ではピッチに立つことさえなかった。

しかしトゥドル監督は、今夜のチャンピオンズリーグ・ビジャレアル戦でデイヴィッドを先発起用する可能性を示唆。ここで状況を一変させることができるか注目される。

 

ヴラホヴィッチ残留とオペンダ加入が影響

ユベントスは夏の移籍市場でドゥシャン・ヴラホヴィッチの放出を見据え、リールで5シーズンにわたり結果を残したデイヴィッドを獲得。ヨーロッパ各地から関心を集めた中で最終的にトリノ行きを決断した背景には、「9番」としての主力起用が約束されていたこともあった。

だが、ヴラホヴィッチが売却できなかった上、移籍市場の最終盤にはロイス・オペンダも加わったことで状況は一変。突然の3トップ候補の共存がデイヴィッドの出場機会を奪う形となった。

 

悪くなかった船出とヴラホヴィッチ復活

それでも序盤は順調なスタートを切っていた。夏のプレシーズンマッチでは常に先発出場し、開幕戦パルマ戦では先制ゴールもマーク。コンディションや連携不足が残る中で確かな存在感を示していた。

しかし、第2節ジェノア戦での決定機逸、そしてヴラホヴィッチの復活が流れを変えた。以降は徐々にベンチ要員へと追いやられ、アタランタ戦では終盤までも出場機会を得られなかった。

 

戦術上の“誤解”も影響

デイヴィッドの起用法を巡る戦術的な“誤解”も現状に拍車をかけている。トゥドル監督は異なる特徴を持つ3人の「9番」を抱え、同時起用の可能性を模索。その一環として、デイヴィッドをトップ下で試す場面もあったが、結果は芳しくなかった。

カナダ代表FWはゴール前での動き出しと鋭い一撃こそが持ち味。唯一の公式戦ゴールであるパルマ戦での得点は、まさに彼のスタイルを象徴するものだった。

 

ビジャレアル戦が転機に?

加入当初の“主力確約”から一転し、厳しい立場に追い込まれているデイヴィッド。だがチャンピオンズリーグという大舞台で巡ってきた先発のチャンスは、評価を覆す格好の舞台となる可能性がある。ユベントスでの未来を切り拓くため、今夜がターニングポイントとなるかもしれない。

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