モドリッチらを軸にミラン、アモリム流「超ミラン」構築へ

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アモリムが挑む「5つの課題」

移籍市場が閉幕し、ルベン・アモリムは雑音に惑わされることなく、自らの理想とするミラン作りに集中できる環境を手にした。

今夏のミランは総額1億5000万ユーロを投じる大型補強を敢行した一方、終盤はほとんど動かなかった。イタリア人選手の獲得はなく、セリエAから加入したのも1人だけ。突然決まったディエゴ・モレイラの加入もあり、当初は最優先だったセンターバック補強も、マリオ・ジラの加入後には優先順位が下がった。

ここからアモリムがどのようにチームを仕上げるのか。指揮官には大きく5つの課題が待っている。

モドリッチをどう生かすか

最大のテーマの一つがルカ・モドリッチの起用法だ。

モドリッチがセントラルMFであることは変わらない。しかし、アッレグリの下で守備を重視したチームのレジスタとしてプレーするのと、3-4-2-1で中盤の人数が1人減った状態で広範囲をカバーするのとでは、求められる仕事が大きく異なる。

アモリムはモドリッチを管理し、ある程度「守る」必要がある。レアル・マドリー時代の最終シーズンと同様に、出場機会を細かく調整することになりそうだ。

若手を「第3候補」にしない

ミランは若手選手を単なる第3候補ではなく、重要なバックアップとして組み込んだ。

アモリムはフランチェスコ・カマルダについて、ゴンサロ・ラモスが何らかの理由で出場できなければ、イタリア人FWを先発させる考えを明確にしている。

同様に、3バックの5番手となるサンクーン・ディアワラ、サムエレ・リッチの退団後に中盤で序列を上げたクリスティアン・コモットにもチャンスがある。

GKではロレンツォ・トリアーニが正式にメニャンの控えとなった。若手をいつ起用し、いつベンチに置くのか。そして本人に何を伝えて成長を促すのか。アモリムにとって難しい仕事になる。

「負けない」ではなく「勝つ」サッカー

ギャリー・カルディナーレが夏の序盤に掲げた「我々は負けないためではなく、勝つためにプレーする」という方針を、アモリムはそのまま実践している。

トリノ戦やベネチア戦でもリスクを恐れず、1-0ではなく3-2で勝つようなサッカーを選択した。アッレグリ時代のスタイルを見てきたファンにとっては、歓迎すべき変化だろう。

ただし、本当に難しくなるのは厳しい時期だ。12月から1月にかけては、サンダーランド、ナポリ、コモ、モンツァ、フィオレンティーナ、ローマとの試合が続く。3日おきの試合と強敵を相手に、攻撃的なスタイルとチームのバランスを両立できるかが問われる。

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