もしブレーメル本人が、解除条項を満たすオファーを提示したクラブへの移籍を受け入れた場合、ユベントス側に拒否権はない。
その場合、クラブはコンディションさえ万全なら現チーム最高のDFとも言える存在を失うことになる。
一方で、財務面では非常に大きなメリットも存在する。
報道によれば、ブレーメルの現在の帳簿価値は約2000万ユーロ。仮に解除条項の5500万ユーロで売却となれば、ユベントスは約3500万ユーロのキャピタルゲインを計上できる見込みだ。
この資金を、より若く、かつコンディション面で安定したDFの補強に再投資するという選択肢も現実味を帯びる。
とりわけ、来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合、この収入はクラブにとって極めて重要な財政的後押しとなる。
ただし、純粋な戦力面で見れば、ブレーメルが依然としてユベントスの守備構想の中心にいることは間違いない。
財務の健全化を優先するのか、それとも守備の柱を維持するのか――。
今夏のユベントスにとって、ブレーメルの去就は移籍市場最大級のテーマの一つとなりそうだ。



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