カペッロがイタリア低迷の根源を断罪 「問題は育成現場、適切な指導者がいない」

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カペッロ、イタリア代表の若手育成に警鐘 「子どもにプロと同じメニューを課してはいけない」

イタリア代表のワールドカップ予選敗退を受け、イタリアサッカー界への厳しい視線が強まる中、ファビオ・カペッロ氏が低迷の根本原因について持論を展開した。問題は代表チームだけにとどまらず、国内サッカー全体、とりわけ育成組織のあり方にあると強く訴えている。

アッズーリは火曜日、ボスニア・ヘルツェゴビナとのプレーオフでPK戦の末に敗れ、3大会連続でワールドカップ出場を逃した。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じたカペッロ氏は、ボスニア戦そのものについては勝てる試合だったとしながらも、問題の本質はより深い部分にあると指摘した。

「ボスニア戦は、自分たちのミスがありながらも勝てた試合だった。しかし、ワールドカップが拡大されたにもかかわらず出場できないということは、明らかに問題を抱えているということだ」

「何かを変えなければならない。別の道を探す必要がある。これまで多くのミスがあり、その代償を今払っている」

「3大会連続で出場を逃したということは、治療されていない“病”が存在しているということだ」

さらにカペッロ氏は、代表とクラブの連携不足も一因として挙げた。

「かつての代表は、クラブの“ブロック”で構成されていた。だが今は選手たちが各クラブに散らばっている」

「そのブロックがないことで、チームスピリットが欠けている。ガットゥーゾも選手同士を近づけ、グループを作ろうとしていたが、この条件では難しい」

また、技術面・フィジカル面・メンタル面のどこに最大の問題があるか問われると、国内リーグ全体のテンポの遅さを問題視した。

「代表は国内リーグの鏡だ。イタリアでは歩き、軽く走る。しかし他国では走り、スプリントする」

「いざスプリントが求められる国際試合になると、彼らはその強度に慣れておらず苦しむ」

「プレーを先読みする思考力、素早いボールコントロール、展開を先取りする技術。イタリアでやっていることは、国際レベルのスピードに追いついていない」

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