さらに、指揮官は感情を抑えきれない様子でこう続けた。
「私は今でも彼らを誇りに思っている。今日の自分は短剣で刺されても何も出てこない。血はすべて流れ出てしまったような気分だ。イタリアサッカー界にとってワールドカップ出場は非常に重要だった。それだけに、この形で終わるのはつらい」
延長戦では、マルコ・パレストラが抜け出した場面で倒されながらも、主審クレマン・テュルパンの判定はイエローカード止まり。このジャッジを巡っては議論も起きている。
それでもガットゥーゾ監督は判定への言及を避けた。
「審判について話したくはない。今日はこれがフットボールだ。私は長年この世界にいて、歓喜もあれば今日のような打ちのめされる日も経験してきた。ただ、今回は本当に飲み込みがたい」
また、10人で見せた選手たちの姿勢には驚かされたと明かした。
「私自身も、彼らが見せた心と決意には驚かされた。包囲され、塹壕の中で戦っているような状況だった。それでも、またワールドカップに行けなかったという話をしている現実がある」
その上で、あらためて責任を引き受けた。
「個人的に、成し遂げられなかったことを謝罪したい。ただ、この選手たちは本当に全てを出し切った」
去就について問われると、ガットゥーゾ監督は即答を避けた。
「今日、自分の将来について話すことは重要ではない。重要だったのはワールドカップへ行くことだった。内容は持ち帰ることができるが、この痛みは大きい。失望している」



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