ユベントス、ヴラホヴィッチ契約延長を再検討 スパレッティ就任で状況一変

ユーベ

(画像:GettyImages)

経済的・戦力的な理由での方針転換

今回の方針転換は、単にヴラホヴィッチの調子が上向いたからではない。バルツァリーニは、ユベントスが経済面でも理にかなった判断を下そうとしていると説明する。
「ユーベは、仮にヴラホヴィッチを放出したとしても、代わりに強力なストライカーを獲得しなければならない。そのコストを考えれば、延長交渉の方が合理的だ」と同氏は語る。

クラブ内部ではジョナサン・デイヴィッドへの信頼も揺らいでおり、もし両者を手放せば攻撃陣を一から作り直す必要がある。さらに、来夏には中盤にも即戦力の補強が求められるため、ストライカー獲得に高額な移籍金を投じるのは現実的ではない。

「買い直すより延長の方が安い」バルツァリーニの結論

バルツァリーニは最終的にこう結論づけている。
「ヴラホヴィッチを売れば、代わりにまた強いストライカーを買わなければならない。もしデイヴィッドも信用していないなら、結局は前線を全て作り直すことになる。中盤にも補強が必要な現状では、移籍金を支払わなくて済む契約延長の方がはるかに現実的だ」。

現在、具体的な会談の予定はまだ明らかではないものの、ユベントスがヴラホヴィッチの残留を真剣に検討していることは間違いない。クラブが「再出発」を託すのは、新戦力ではなく、復活を遂げたエース自身かもしれない。

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