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キブ監督「スーツを台無しにした」 インテル劇的勝利の裏で“芸術弾”演出スタッフを称賛

インテル

(画像:GettyImages)

Football Italia

キブ「スーツを台無しにした」劇的勝利で歓喜の膝スライディング

インテルのクリスティアン・キブ監督が、日曜のヴェローナ戦(2-1)後に自身の“はしゃぎすぎた代償”を明かした。ピオトル・ジエリンスキの芸術的なボレー弾、そして終了間際のオウンゴールによる劇的勝利に喜びを爆発させた指揮官は、試合後のインタビューで「スーツを台無しにしたよ。今はトラックスーツを着てる。スポンサーが怒ってるかもね」と冗談交じりに語った。

「こういう試合は、勝つより負ける方が簡単なんだ。だからこそ、最後に勝てたときは思い切り喜ぶんだ」とキブはDAZNに語っている。

ジエリンスキの芸術弾は“スタッフの発明” 「私は反対していた」

試合の幕開けを飾ったのは、完璧に練られたセットプレーからの一撃だった。ハカン・チャルハノールのコーナーキックをエリア外で受けたジエリンスキが、右足インサイドでゴール右上へと叩き込む“今季ベストゴール級”のボレーを決めた。

この戦術は、キブのスタッフであり元インテル/サンプドリアMFのアンジェロ・パロンボが提案したものだという。
「実は私は反対していたんだ」とキブは告白。「失敗したら、カウンターでやられる危険があったからね。でも、チャルハノールやジエリンスキのような選手がいるなら試す価値はある。あのゴールはパロンボ、フィリッポ、そしてセットプレーに取り組んでいる全スタッフの功績だ。彼らは常に新しい発想を持ち込もうとしている」。

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