（画像：GettyImages）
Football Italia
「昨季のような闘志は感じられない」ディ・カーニオがナポリを指摘
元イタリア代表のパオロ・ディ・カーニオが、ナポリは昨季のようなハングリーさを失っていると指摘した。さらに、アントニオ・コンテ監督がセリエA制覇に集中し、スタディオ・マラドーナで史上初となる“連覇”を狙っている可能性を示唆している。
現在ナポリはローマと並びセリエA首位に立つ。火曜日のレッチェ戦では、ザンボ・アンギサのゴールとヴァンヤ・ミリンコヴィッチ＝サヴィッチのPKストップによって辛くも勝ち点3を手にした。
「もしカマルダがあのPKを決めていたら、ナポリは勝てただろうか？」と、ディ・カーニオは水曜夜の『スカイ・スポーツ・イタリア』で疑問を投げかけた。
コンテの本命はチャンピオンズリーグではなくリーグ制覇？
「彼らは常に苦しんでいるように見える。インテル戦でも同じだ。試合を動かしたのはPKだった」とディ・カーニオは続けた。
「昨季ヴェローナに敗れた直後は、怒りと闘志に満ちたチームに戻っていたが、今はそうではない。コンテが“難しいシーズンになる”と言うのは本心だと思う。彼のCLでの最高成績は準々決勝止まりだし、この大会がどれほどチームのエネルギーを奪うかも理解しているはずだ。」
ディ・カーニオはさらに、コンテが新たな戦術スタイルに挑戦していることにも触れた。
「彼は4人の攻撃的MFを置く新しいプレースタイルを試しているが、バランスを取るのは容易ではない。エネルギーを注ぎすぎると、昨季よりも多くを失うリスクがある」と分析している。
コメント