
(画像:GettyImages)
Football Italia
アッレグリ体制で輝くトモリの存在感
ミランの首位快走を支える一因が、フィカヨ・トモリの安定した守備だ。アッレグリは就任直後、チーム再建の要としてトモリを中心に据え、開幕7試合すべてで先発起用。トモリ自身もチームの戦術に順応し、右CBとして冷静かつ効率的なプレーを披露している。
「アッレグリが来たとき、昨季のように多く失点するわけにはいかないと指示された。穴を作らず、ボール奪取に走り回るだけでなく、守備全体のバランスを意識した」とトモリは語る。数字も好調を示す。7試合で地上戦デュエル勝率67%、全デュエル勝率は約60%、平均3回のボール奪取を記録し、ミスで相手に決定機を与えた場面もなし。
契約延長も視野に チームと共に歩む未来
2022年春に5年契約を結んだトモリは、一時は移籍候補とされていたが、現在は復活を遂げ、クラブ側も契約延長を前向きに検討。非公式ながら両者で延長の意向を確認する接触もあり、1~2年の延長も視野に入る状況だ。アッレグリの信頼を受け、トモリは守備の中心としてミランと共に歩み続ける。



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