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コモが声明発表「犠牲は必要」ミラン戦の豪州開催を正当化「セリエA再興のために」

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(画像:GettyImages)

Football Italia

コモ、ミラン戦のオーストラリア開催を擁護「リーグの生き残りのため」

セリエAのコモが、来年2月にオーストラリア・パースで行われる予定のミラン戦に関して公式声明を発表し、「時には犠牲が必要だ」と強調した。賛否両論を呼ぶ海外開催を「リーグ全体の利益のため」と位置づけ、セリエAの再興を目指す決断だと説明している。

本来、同試合はサン・シーロで行われるはずだったが、開催日が冬季五輪開会式の準備と重なるため、UEFAが特例として海外開催を許可。これに対しイタリア国内ではファンを中心に反発の声が上がっている。

コモは声明の中で、「これは個々の利益ではなく、成長とリーグの存続のための犠牲」と強調。「進化を止めたリーグがどうなるか、フランスの放映権崩壊が示している。プレミアリーグは放映権料で圧倒的な優位を築き、世界的な影響力を保っている」と指摘した。

 

「セリエAを再び世界の中心へ」

クラブは、プレミアリーグの放映権収入が年間120億ポンド規模に達する一方で、セリエAの国内放映権は約9億ユーロ、海外収益はその10分の1にも満たないと現状を説明。「このままではスター選手を維持できず、競争力も失われる。今こそ変革が必要だ」と訴えた。

さらに「我々の目標は1990年代の栄光を取り戻すこと。そのために進化し、団結し、再び世界の注目をセリエAに集めなければならない」と続け、ファン50人を現地に招待する計画も発表。「これは単なる試合ではない。イタリアサッカーの誇りと情熱を世界に伝えるための使命だ」と締めくくった。

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