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Football Italia
メニャンがラビオに同調「国内リーグの試合はイタリアで行うべき」
ミランの守護神マイク・メニャンが、同僚のアドリアン・ラビオの意見に賛同し、来年2月にオーストラリア・パースで行われる予定のミラン対コモ戦に異議を唱えた。フランス代表のメディア対応で、「彼(ラビオ)に完全に同意する。なぜ海外でプレーしなければならないのか理解できない」と語っている。
セリエAは先週、2026年2月8日に予定されている第23節ミラン対コモ戦を、例外的にオーストラリアで開催することを発表。これは、当初予定されていたサン・シーロが冬季五輪の開会式準備で使用できないためだという。
しかし、この決定にはイタリア国内で批判の声が高まっており、ファンだけでなく選手からも反発が相次いでいる。ラビオは先に「すべては金のため。選手の意見など関係ない」と発言しており、それに対しリーグCEOのルイジ・デ・シエルヴォ氏が「金を稼いでいる立場をもっと尊重すべき」と応酬した。
「移動距離も多すぎる、選手の負担が大きい」
メニャンは「これはイタリアのリーグ戦だ。本来ならホームで戦うはずの試合を失うことになる」と不満を吐露。「僕らは高い目標を持って戦っている。何千キロも移動して試合をするなんて正気の沙汰じゃない。過密日程や選手の健康については散々議論されてきたのに、結局は選手が適応しなければならない」と語った。
ミラン勢から相次ぐ異論は、セリエAの海外開催方針に再び一石を投じる形となった。



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