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ミランに再び悪い知らせ、エストゥピニャンが代表戦で負傷交代
ミランに新たな不安材料が生まれた。現地時間の夜に行われたエクアドル対アメリカ代表の親善試合で、ミラン所属の左サイドバック、ペルヴィス・エストゥピニャンが負傷交代を余儀なくされた。
エクアドル代表として先発出場したエストゥピニャンは、前半途中から足首に強い痛みを訴え、ハーフタイムで交代。ピッチを後にする際も表情には苦痛の色が浮かび、試合後の現地メディアは「明らかに足首を気にしていた」と伝えている。
ミランは今夏の移籍市場でエストゥピニャンをブライトンから獲得し、守備の安定と攻撃の推進力を兼ね備えたサイドバックとして大きな期待を寄せていた。加入後はピオリ監督のもとで左サイドのレギュラーとして起用され、ここまでリーグ戦でも安定したパフォーマンスを披露していたが、この負傷によりチームの計算が狂う可能性もある。
現在、エクアドル代表チームは負傷の程度を確認するため、現地での検査を予定している。クラブへの復帰時期や代表からの離脱については未定だが、軽傷で済むかどうかが大きな焦点となる。もし長期離脱となれば、ミランにとっては左サイドの人員不足という深刻な問題に直面することになる。
アッレグリ監督にとって、代表ウィーク中の負傷者発生は最も避けたいシナリオだった。すでに一部主力がコンディション調整に苦しむ中でのアクシデントとなり、今後のリーグ戦・チャンピオンズリーグに向けてのプランニングにも影響を及ぼす可能性がある。
エストゥピニャンの検査結果は、ミラノのクラブ関係者も注視しており、場合によっては早期帰国の手配を進めることも検討されている。エクアドル代表に残留して経過を見守るか、それともイタリアで専門的な診断と治療を受けるかは、医療スタッフの判断に委ねられる見通しだ。
ミランとしては、インターナショナルブレイク明けの重要な試合を前に、守備陣の状態が大きな懸念材料となっている。特に、チームのバランスを支えるサイドバックの一人であるエストゥピニャンの離脱は、戦術面にも少なからず影響を与えそうだ。
今回の代表戦でのアクシデントが、単なる軽度のねん挫であることを願うばかりだ。



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