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Football Italia
ハムシク「ミラン移籍にとても近かった」―アッレグリが熱望していた
マレク・ハムシクが、2011年夏にミラン移籍が目前まで迫っていたことを明かした。長年の噂として語られてきたマッシミリアーノ・アッレグリ監督との関係について、自身の口で初めて認めた形だ。
MilanNews.itのアレッサンドロ・スキアヴォーネによるインタビューで、スロバキア人MFは当時の舞台裏を振り返った。
「ミラン移籍にとても近づいていた」とハムシクは語り、「アッレグリ監督はミラン時代にも、そして後にユベントスでも僕を欲しがっていた。でも最終的には何も起こらなかった」と明かした。
ナポリの主力として輝いた2011年、ミラン移籍は実現せず
当時のハムシクは、ナポリでリーグ屈指の完成度を誇る中盤の一人として評価を高めており、ビッグクラブからの関心が絶えなかった。
もし移籍が成立していれば、当時セリエA王者だったミランでイブラヒモヴィッチ、カッサーノ、ロビーニョ、ガットゥーゾ、ネスタ、ボアテング、パトらと共演することになっていた。
しかし、最終的に交渉は成立せず、ハムシクはその後もナポリでプレーを続けることを選択。本人もその決断を後悔していないという。
「後悔はない」―ナポリで築いた伝説のキャリア
「起こらなくてよかったと思っている」とハムシクは語る。
「ナポリで12年間、素晴らしい時間を過ごした。あの時のミランは本当に強かったけど、後悔はない」
その後、ハムシクはナポリで500試合以上に出場し、121得点を記録。キャプテンとしてクラブの象徴的存在となり、2019年に国外へと活躍の場を移した。
ナポリの黄金期を支えた背番号17は、今もなおクラブ史に残るアイコンとしてファンの記憶に刻まれている。



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