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バイエルンのウパメカノ、契約延長難航で去就注目
インテルがバイエルン・ミュンヘン所属のダヨ・ウパメカノに関心を寄せているという。イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノとマッテオ・モレットがYouTubeチャンネルで伝えたところによれば、フランス代表DFは2026年6月に現行契約が満了を迎えるため、来夏の“フリー移籍候補”として複数クラブの注目を集めている。
バイエルン側はすでに契約延長のオファーを提示しており、近日中には条件を改善した新たな提案を行う見通し。しかし、ウパメカノ本人が契約延長に応じない場合、来夏には欧州のビッグクラブによる争奪戦が予想される。フランス、スペイン、イングランドのクラブも動向を注視しており、バイエルンとしては早期の決断を迫られている状況だ。
インテルは“構想段階”、具体的交渉はまだ
インテルにとってウパメカノ獲得は“アイデア段階”に過ぎず、現時点で具体的な接触や交渉は行われていない。ただ、契約満了を見据えた長期的な補強プランとして、経営陣がリストアップしている可能性は高い。
クラブは今後も財政的バランスを保ちながら戦力を維持・強化する方針を続けており、移籍金が発生しないフリー移籍での補強は理想的なシナリオのひとつだ。ウパメカノほどの実績を持つセンターバックを無償で獲得できるチャンスは滅多にない。
現時点ではバイエルンが契約延長に全力を注いでおり、移籍話が動き出すのはウパメカノが延長を拒否した場合に限られる。とはいえ、インテルがこの“隙”を狙っているのは確かだ。来夏、ミラノ行きの可能性が現実味を帯びるかどうか、今後の交渉の行方に注目が集まる。



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