ウディネ市長がイスラエル戦開催に懸念「スタジアム内に6000人、外に1万人」――ガザ情勢の影響で緊張高まる

イタリア代表

(画像:GettyImages)

「無観客で行うべきだった」――ウディネ市長が苦しい判断

ウディネ市長アルベルト・フェリーチェ・デ・トーニは、現地通信社LaPresseの取材に対し、試合の開催に複雑な心境を明かしている。

「正直なところ、無観客試合にすべきだったと思う。火に油を注ぐような状況は避けたかった。結果的に、スタジアムの中に6000人、外には1万人が集まることになるだろう」

市長は続けて、「この状況は私たちに押し付けられたものであり、非常に劇的で矛盾している。アリーナの外の方が観客が多いという異常な事態だ」と語った。

イタリア国内ではここ数週間、ガザ情勢をめぐる抗議デモやゼネストが各地で行われており、当日も同様の動きがスタジアム周辺で発生する可能性が高いと見られている。

 

「いつかイスラエルとパレスチナの親善試合を」――平和への願いも

一方で、デ・トーニ市長は将来的な平和への希望も口にした。

「いつの日か、ここウディネでイスラエルとパレスチナが親善試合を行うことを夢見ている。それは、二つの国家が存在し、平和が実現したという証になるだろう」

スタディオ・フリウリは近年、トッテナムとパリ・サンジェルマンによるUEFAスーパーカップの開催地にもなっており、国際舞台でも注目される会場だ。

ただし今回は、平和の象徴どころか政治的緊張の渦中にある試合として、多くの注目を集めることになりそうだ。

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