
(画像:GettyImages)
本来は禁止の“国外開催”をUEFAが特例で容認
UEFAは、国内リーグ戦の国外開催に反対する立場を改めて強調しながらも、ACミランとコモによるセリエAの一戦をオーストラリア・パースで行うことを“例外的措置”として承認した。
この問題は先月ティラナで行われたUEFA理事会で一時保留となっていたが、再協議の結果、正式に許可が下りた形となる。今回の決定には、ラ・リーガのバルセロナ対ビジャレアル戦(アメリカ・マイアミ開催予定)も含まれている。
UEFAは声明の中で「国内リーグ戦は本来、自国で開催されるべき」との姿勢を維持しながらも、「この2試合については特例として認める」と説明した。
サン・シーロ使用不可により豪州開催へ
ミランとコモ、そしてセリエA運営組織レガ・セリエAは、2026年2月に行われる同試合をオーストラリアで開催する許可をUEFAに申請していた。理由は、ホームスタジアムであるサン・シーロ(スタディオ・メアッツァ)が2026年冬季オリンピック開会式の会場として使用されるためだ。
一方、スペインではバルセロナとビジャレアルが2025年12月20日にマイアミでのリーグ戦実施を申請し、こちらも同様に承認を得ている。



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