
(画像:GettyImages)
Football Italia
サッリが古巣ナポリの愛弟子インシーニェ招集を希望
ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督とスポーツディレクターのアンジェロ・ファビアーニの間で、1月の移籍市場に向けた補強方針をめぐり意見の対立が起きているようだ。
『La Lazio Siamo Noi』によると、サッリはナポリ時代の愛弟子であるロレンツォ・インシーニェの復帰を強く望んでおり、クラブに獲得を要請しているという。トロントFCでの3年間を終えた33歳のウインガーはすでにフリーとなっており、イタリア復帰を切望。いくつかのオファーを断り、ラツィオの決断を待っている状況だ。
サッリは「創造性と経験を兼ね備えたインシーニェこそ、停滞するチームの攻撃を再生させる鍵」と考えており、本人ともすでに複数回の電話で直接コンタクトを取っているという。
ファビアーニSDは若手重視、ノスリン起用を推進
一方で、ファビアーニSDは明確に異なる立場を取っている。クラブが掲げる“若返り路線”を維持すべきだと主張し、昨季ヴェローナから加入した26歳のノスリンの起用機会拡大を求めている。
先日のトリノ戦でノスリンが終盤にPKを獲得するなど存在感を示したことも、ファビアーニの主張を後押しした形だ。SDは「彼こそ将来のラツィオを担う選手」と評価しており、ベテランの補強よりもチーム内競争を促す方針を取っている。



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