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Football Italia
ミラン、ユベントスとスコアレスドロー 復帰のレオンは精彩欠く
ミランは日曜夜、ユベントスとの一戦で0-0の引き分けに終わった。
本来であれば上位直接対決での勝ち点1は悪くない結果だが、クリスティアン・プリシッチのPK失敗やラファエル・レオンの決定機逸が響き、より満足して試合を終えたのはユベントスの方だろう。
負傷明けのレオンは後半途中、サンティアゴ・ヒメネスに代わってピッチに登場。8月のコッパ・イタリア、バーリ戦で17分間の出場に終わって以降、1か月半にわたり戦列を離れていた。前節ナポリ戦で復帰を果たしたばかりのポルトガル代表FWは、まだ完全なコンディションには戻っていないものの、アッレグリ政権下のミランにとって“最後のピース”と見られている存在だ。レオンがかつての輝きを取り戻すことができれば、ロッソネリのスクデットへの道も一気に現実味を帯びる。
レオン、決定機を生かせず ユベントス戦で存在感示せず
投入直後、レオンはハーフウェーライン付近から果敢にロングシュートを試みた。ユベントスGKミケーレ・ディ・グレゴリオのポジションを見逃さず、ワンタッチで狙った一撃は大きく弧を描いたが、惜しくもバーの上へと外れた。
その後のプレーは精彩を欠いた。残り20分を切った場面では、プリシッチの鋭いクロスにフリーで合わせたものの、至近距離からのシュートを枠外へと外す。試合終了間際にはルカ・モドリッチの絶妙なスルーパスに抜け出したが、トラップが乱れ、ディ・グレゴリオに容易くセーブされる結果となった。試合はスコアレスのまま終了し、ミランにとっては悔しいドローとなった。



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