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【Football Italia】インテル対クレモネーゼ 採点

インテル

(画像:GettyImages)

Football Italia

キブ監督、大幅ローテーションも盤石の内容

セリエA第6節、インテルはホームのサン・シーロでクレモネーゼを4-1で下し、リーグ戦での好調を維持した。得点者はラウタロ・マルティネス、アンジュ=ヨアン・ボニー、フェデリコ・ディマルコ、ニコロ・バレッラ。終了間際にフェデリコ・ボナッツォーリに1点を許したものの、試合内容は終始インテルが支配した。

チャンピオンズリーグでスラヴィア・プラハに3-0で勝利した後、クリスティアン・キブ監督はメンバーを大幅に入れ替えて臨んだ。負傷離脱中のマルクス・テュラムに代わってボニーが先発入り。中盤もバレッラ、ムヒタリアン、フラッテージの新構成で挑んだ。

 

開始6分でラウタロが先制、ボニーが追加点

試合は立ち上がりからインテルが主導権を握る。前半6分、バレッラが中盤でボールを奪取し、前線のボニーへパス。ボニーの折り返しを受けたラウタロ・マルティネスが右足で冷静に流し込み、インテルが早々に先制する。

12分にはディマルコの強烈なミドルがネットを揺らすも、VARの結果、オフサイドポジションにいたアカンジにボールが当たっていたとしてゴールは取り消しに。

それでも攻勢を続けたインテルは38分、左サイドのディマルコからのクロスをボニーが頭で押し込み2-0。待望のセリエA初ゴールを挙げたフランス人FWは、サン・シーロの観衆から大きな拍手を浴びた。

 

後半にディマルコ&バレッラがダメ押し弾

後半に入ってもインテルの勢いは衰えず、55分にディマルコがついにスコアシートに名を刻む。ショートコーナーの流れからこぼれ球を拾い、左足でゴール右隅へ正確に流し込んだ。

そのわずか2分後、再びボニーが起点となる。エリア内でボールを受けたバレッラが右足で冷静に決め、スコアを4-0とした。インテルの攻撃は流動的で、クレモネーゼ守備陣は対応に追われ続けた。

 

終盤に1点を返されるも危なげない勝利

87分、クレモネーゼは途中出場のボナッツォーリが意地の一撃を決め、1点を返す。幼少期からのインテルファンとして知られる彼にとっては、複雑な感情が入り混じるゴールとなった。

それでも試合はそのまま終了。インテルは4-1で快勝し、首位の座をしっかりと守った。ラウタロ、ボニー、ディマルコ、バレッラがそれぞれ結果を残し、チフ監督の大胆なローテーション策が見事に的中した一戦だった。

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