ユベントスとミランに共通する「質」の問題
ユベントスとミランには、明確な共通点がある。それは中盤から前線にかけての「クオリティ不足」だ。
ミランはクリスティアン・プリシッチの復帰を待っている。アモリム監督は3-4-2-1を基本とし、2人の攻撃的MFと1人のCFを配置するとみられるが、プリシッチ復帰後に誰を起用するのかは一つの問題になる。
プリシッチやアルファド・シセのような本職の攻撃的MFを2人並べるのか、それともロフタス=チークやラビオのような中央MFを一人起用するのか。
中盤にはルカ・モドリッチというクオリティの高い選手がいるものの、そこからのパスを決定的なチャンスへ結びつける部分には課題が残る。
ユベントスは創造性が不足
対するユベントスは、中盤中央でのボールの動きが遅い。マヌエル・ロカテッリ、あるいはドウグラス・ルイスがボールを持った際、攻撃のテンポが上がりにくい。
ミランより高い位置からプレスを仕掛けた点は評価できるが、ウイングや攻撃的MFをゲームに参加させるまでに時間がかかっていた。
さらにケナン・ユルディズは2カ月以上の離脱が見込まれ、ウェストン・マッケニーも負傷中。ミラン戦ではニコラス・ゴンサレスが本来とは異なる攻撃的MFとして起用された。
ユベントスはミランより多くの決定機を作ったものの、最後のパスを欠いた。基本的な部分はできている一方で、現時点ではスパレッティのサッカーを完全に機能させるだけの創造性が不足している。
管理人のひと言
コロ・ムアニの状態は、ユベントスにとってかなり気になるところです。昨季見せた得点力を考えると、今のパフォーマンスは物足りません。
一方で、ユベントスは決定機自体は作れているので、最後の質が上がれば一気に変わる可能性もあります。ケナン・ユルディズらの離脱も痛いですが、今後の鍵は中盤から前線へボールを運ぶスピードと創造性だと思います。



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