当時の代表監督だったベアルツォトは、ワールドカップ前の親善試合でタルデッリを途中交代させた。落ち込んだ本人は、もはや自分に信頼がないのならメンバーから外してほしいと直訴したという。
しかし、名将の返答は明快だった。
「マルコ、馬鹿なことを言うな。ほかに何もできないなら、味方にパスを出せばいい」
タルデッリによれば、この言葉の真意は「難しいことをやろうとせず、まずはシンプルなプレーに徹しろ」というものだった。
「すべてはうまくいった。あの1978年のチームは、1982年にワールドカップを制したチームよりも強かったかもしれない」
さらにタルデッリは、インテルにも具体的な提言を行っている。
「もし私がインテルの立場なら、彼に1か月間の完全な休暇を与える。バッテリーを充電するにはそれで十分だ」
イタリア代表は2026年ワールドカップ出場を懸け、火曜日にボスニア・ヘルツェゴビナとのプレーオフ決勝に臨む。
タルデッリはチームの突破にも自信を見せた。
「必ず行けると確信している。ボスニアはイタリアほど強くないからだ」
「今のチームが決して盤石とは言えなくても、私はうまくいく感覚を持っている。1982年も2006年もそうだった。悲観論が広がり、すべてが逆風に見える時こそ、イタリアは反発するものだ」



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