ミラン、CB補強はキム・ミンジェかヒラか 今夏の有力候補2人を比較

ミラン

一方、キム・ミンジェは最近の試合で出場機会が限られている。バイエルンがアタランタと対戦した試合ではターとウパメカノが先発し、キムはベンチに座ったままだった。

この状況は珍しいものではなく、同選手はブンデスリーガでの先発が12試合にとどまり、10月以降のチャンピオンズリーグでは先発出場が1試合しかない。

もちろんバイエルンは世界屈指のクラブだが、ナポリで王者となった後のキャリアとして、この状況を受け入れるべきかという疑問も浮かぶ。契約は残り2年で、クラブも適切な条件であれば売却に応じる姿勢を見せているとされる。

ただし最大の問題は資金面だ。バイエルンは同選手を5700万ユーロで獲得しており、3000万ユーロ未満での売却に応じるかは不透明。また、キムの年俸は手取り900万ユーロを超えるとされ、これはミランの給与体系を大きく上回る金額となる。

そのためイタリア復帰を実現させるには、年俸の大幅な見直しが必要になる可能性が高い。

では、どちらがよりミラン加入に近い存在なのか。その答えは、まず2026-27シーズンに向けたチームの戦術的ニーズによって変わるとみられている。キムはフィジカルに優れ、ヒラはよりテクニカルなタイプのディフェンダーだ。

さらに、アッレグリ監督が移籍市場でどれほどの影響力を持つのか、そして今夏の補強予算が6000万〜7000万ユーロ規模になるのかも重要なポイントとなる。ミランはセンターフォワードの補強や選手層の拡充も必要としているためだ。

移籍金という点ではヒラの方が現実的とみられており、市場では約2000万ユーロ前後、さらにボーナスを加えた条件が想定されている。ただしロティート会長の判断は常に予測が難しく、レアル・マドリードに移籍金の半分を支払う必要があることを踏まえ、2027年まで残留させる可能性も否定できない。

いずれにせよ、今後サプライズが起こる可能性は十分にあり、ミランは引き続き複数のセンターバックをリストアップしながら動きを進めていく見通しだ。

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