カペッロ「ミランはまだ逆転可能」 インテル独走に警鐘、かつては“9差”を覆した名将の経験

ミラン

現在のインテルのパフォーマンスに見られる一貫性や強度の欠如を、クリスティアン・キヴ監督はどのように解決すべきなのだろうか。

「もっと謙虚に戦い、互いを助け合う必要がある。最近のインテルの試合では、その姿勢が十分に見られない」とカペッロは続けた。

ミランは現在、チャンピオンズリーグ出場権争いのライバルに対して優位に立っており、事実上“失うものがない”状況にある。元ロッソネリ指揮官は、この点が重要な要素になると見ている。

「ミランの残り日程は悪くない。首位との差を詰めに行ってもいいだろう。私もレアル・マドリーで、バルセロナとの9ポイント差を逆転したことがある。彼らが大きなリードに安心しきっていたからだ」

「インテルは同じ過ちを犯さないよう、非常に警戒しなければならない。今の危険は、選手たちが同じ信念や集中力を保てなくなることだ」

もし自分がマッシミリアーノ・アッレグリ監督の立場なら、ミランの選手たちに何と声を掛けるかと問われると、カペッロはこう答えた。

「目標はほぼ達成したと言っていい。だから今はサッカーを楽しめ、と伝えるだろう」

「私はインテルのプレーを見ていて、あまりに覇気がなく、闘志や決意が感じられないと思った。なぜなのかは分からないが、ダービーにふさわしい姿勢ではなかった」

「ネラッズーリのボール回しは驚くほど遅かった。おそらく中盤でハカン・チャルハノールが不在だった影響もあるだろう」

ラウタロ・マルティネスは負傷により欠場したが、チームメイトのそばにいるためベンチ入りを志願し、試合を通してベンチから見守っていた。

「ラウタロは本物のキャプテンだ。チームを奮い立たせ、ピッチを走り回り、ゴールだけでなくハードワークで貢献できる存在だ」

「今のインテルに欠けているのは、まさにその闘志だ」とカペッロは締めくくった。

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