「外すミラン」から「仕留めるミラン」へ アッレグリがもたらした変化

ミラン

新たなリーダーの存在

その変化を後押ししているのが、ルカ・モドリッチとアドリアン・ラビオだ。
40歳のモドリッチは、数々の栄冠を手にしてきた名手でありながら、若手のような謙虚さでミランに溶け込み、ボールを配るだけでなく守備や走力でも貢献している。

隣に立つラビオは、リーグ戦でいまだ無敗。負傷離脱の時期がありながらも、ミランの16試合連続無敗に大きく寄与してきた。リーダーとはピッチ上のプレーだけでなく、練習やロッカールームで周囲を引き上げる存在でもある。

特筆すべきは中盤の組み合わせだ。フォファナ、ラビオ、モドリッチが先発した試合では、21ポイント中19ポイントを獲得。6勝1分で失点は1(ナポリ戦のPK)のみという圧倒的な成績を残している。

アッレグリのミランの「冷酷さ」は、最初のチャンスを仕留める決定力だけではない。試合のテンポ管理、エネルギー配分、リードを守る術、逆境に耐える力――その総合力にある。インテルとの比較は興味深く、どちらのスタイルが持続可能なのか、今後の戦いが注目される。

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