「外すミラン」から「仕留めるミラン」へ アッレグリがもたらした変化

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アッレグリ就任で変貌するミラン 決定力と勝者のメンタリティが融合

近年のミランはチャンスを量産しながらも決め切れない試合が目立っていたが、2025-26シーズンは様相が一変している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、リーグ17試合中12試合で、ミランは最初の枠内シュートをそのまま得点につなげている。ダービーでのクリスティアン・プリシッチのゴールも、ゾマーのミスから生まれたワンチャンスを確実に仕留めたものだった。

立ち上がりに苦しむ試合は今季も少なくないが、ミランは相手の圧力を受け止め、最初の好機で試合を動かす力を身につけている。ステファノ・ピオリ体制、そして昨季までのテーマが「作って外す」だったとすれば、今季はその対極にある。

メンタリティの変化

アッレグリはまず堅固な守備を土台に、勝つためのメンタリティを植え付けた。その変化は数字にも表れている。
プリシッチは今季セリエAで最も正確なシューターの一人となり、22本のシュート中17本を枠内に飛ばし、8ゴールを記録。ラファエル・レオンも34本中23本が枠内で6得点と、高い効率を維持している。派手な突破よりも、これまでになかった安定感が際立つ。

出発点は守備の立て直しだった。リーグ戦9試合でクリーンシートを達成し、そのうち8試合は1-0の1点差勝利。最小得点差の試合を確実にものにする力こそ、昨季との最大の違いだ。
2024-25シーズン同時期と比べ、クリーンシート数は1試合少ないだけ、失点数もわずか4点増に過ぎなかったが、接戦で勝ち切れなかった。今季は同じ試合数で勝ち点が11も上積みされている。

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