「加速は禁止」状態でも決勝点 レオン起用は負傷リスクと紙一重

ミラン

そのためメディカルスタッフは、レオンに対して厳格な指示を与えていた。加速は禁止、方向転換も最小限。持ち味である爆発的なスプリントを極力封印する、いわば「レオンらしくない」プレーを求められていた。実際、試合を通して稼働率は7割程度にとどまり、全力疾走はほとんど見られなかった。

それでもレオンは結果を残す。ペナルティエリア内で右足トラップから左足を振り抜き、ゴールキーパーの手を破る一撃を沈めてみせた。これが試合唯一のゴールとなり、ミランに貴重な勝点3をもたらした。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督の判断は、半ばやむを得ない選択だったとはいえ、結果的には成功。ミランは限られた条件の中で最大限の効率を発揮し、背番号10もまた、制約下で決定的な仕事を果たした。

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