“ダービーなのに沈黙のサン・シーロ” コレオ禁止が継続決定 クルヴァ演出排除で異例の“無言決戦”へ

ミランインテル

Sempre Inter

1年経っても状況変わらず ドッピア・クルヴァ捜査の余波は継続

日曜日のミラノ・ダービーを巡る緊張は、ピッチ上だけにとどまらない。サン・シーロでの組織的ティフォの取り締まりが、今回も継続されることが決まった。

昨年、ミラノ両クラブのウルトラス勢力の中枢を崩壊させた「ドッピア・クルヴァ」捜査からちょうど1年。インテル、ミラン両クラブの代表者は木曜日に県知事府と会談を行い、この1年の進展について報告した。Tuttosportによれば、クラブ側は過去数カ月に導入した改善点を説明し、今後さらなる提案を提示することで一致したという。

それでも今回のダービーに関しては、状況は一切変わらない。

クルヴァの演出は全面禁止 許可されるのはクラブ主導の演出のみ

レポートによれば「クラブが準備した演出がオレンジ席2層目と3層目に設置される。しかしクルヴァのティフォは認められない」とされ、警察は組織サポーターへの強硬姿勢を崩していない。

インテルの演出はオレンジ席1層目と2層目に配置されるだけで、クルヴァ・ノルド/クルヴァ・スッドが主導するコレオグラフィーは完全排除。また、検察の命令により「Sodalizio Rossonero」の横断幕はクルヴァ・スッドに持ち込むことすら禁止される。

“魂なきダービー”の危機 大舞台の熱狂はクラブ依存に

従来のウルトラス主導の壮大な演出は姿を消し、スタジアムの雰囲気はクラブ側が用意する演出のみで構成される異例の試合となる。ダービー・デッラ・マドンニーナの象徴とも言える情熱的なティフォが封じられたまま行われる今回の対戦は、取り締まり強化が続く現在のミラノ・スタジアム環境を象徴する一戦となりそうだ。

コメント