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ウォーカーがミランでの半年を回顧 「行くべきではなかったかもしれないが、後悔はない」

ミラン

(画像:GettyImages)

Football Italia

シティ退団から半年のミラン挑戦、ウォーカーが胸中を明かす

イングランド代表DFカイル・ウォーカーが、2024-25シーズン後半に行われたミランへのレンタル移籍について振り返り、「おそらく行くべきではなかった」と率直な思いを語った。ただし同時に、「後悔はしていない。ずっと海外でプレーしてみたかった」とも強調し、半年間の挑戦に満足感を示した。

ウォーカーは昨冬の移籍市場でマンチェスター・シティからミランへ期限付き移籍。買い取りオプション付きでの契約だったが、結果的に完全移籍には至らず、夏にはイングランドへ戻ってバーンリーに加入した。
当時、ミランはセリエAで8位に終わり、欧州大会出場権を逃すなど、クラブにとっても厳しいシーズンとなっていた。

 

「自分のために決断した」ベンチ生活からの脱却を求めて

『スカイ・スポーツ』のインタビューでウォーカーは、「今振り返ると、チームに残るべきだったのかもしれない。仲間や家族のような人たちのそばにいるべきだったと思う」と明かした。
しかし同時に、「キャリアで初めて“自分のため”に決断した」とも語り、「ベンチに座って、たまにしか出られない状況には我慢できなかった。まだ自分には証明できることがあると思っていたし、ACミランのようなクラブからオファーを受けて、それを断ることはできなかった」と続けた。

ミランは右サイドの強化を期待してウォーカーを迎えたが、期待されたほどのインパクトは残せず。最終的に買い取りオプションは行使されず、半年間での別れとなった。

 

「経験できてよかった」短期移籍から得た学び

思うような成果を残せなかったミランでの半年だが、ウォーカーはその経験を前向きに受け止めている。
「後悔はない。ずっと海外でプレーしてみたかったし、その夢を実現できた。6か月だけだったけど、行ってよかったと思っている」と語り、「もっと良いプレーができたかもしれないが、あのシーズンはクラブ全体にとっても忘れるべき年だった。ミランは今シーズン良いスタートを切っているし、今でも友人たちの結果を気にしている」とも話した。

キャプテンとしてシティの黄金期を支えた男の挑戦は、決して成功とは言えなかったかもしれない。それでもウォーカーにとって、ミランで過ごした半年は“後悔ではなく経験”として心に刻まれている。

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