
(画像:GettyImages)
Football Italia
衰え知らずの40歳、モドリッチがミランとクロアチア代表でフル稼働
ルカ・モドリッチが40歳となった今季も、ミランとクロアチア代表の両方で中心的な役割を担い続けている。ここ3試合ではわずか9分しか休まず、驚異的なコンディションを維持していることが明らかとなった。
今夏、13年間を過ごしたレアル・マドリードを退団し、フリートランスファーでミランに加入したモドリッチ。セリエA開幕からここまで全6試合で先発出場し、ピッチ上で圧倒的な存在感を示している。デビュー戦となったクレモネーゼ戦(1-2)では終盤の16分間を休んだが、それ以降はほぼフル出場。直近のウディネーゼ戦(3-0)でも81分までプレーし、交代したのは残り9分のみだった。
クロアチア代表でも健在、7試合で欠場時間わずか23分
代表戦でもその健在ぶりを証明。ワールドカップ予選のチェコ戦ではフル出場し、試合を通じて中盤をコントロールした。これにより、今季ここまでのミランと代表を合わせた7試合で、欠場時間はわずか23分にとどまっている。
ミランではコッパ・イタリアでのみ一部の休養を与えられているが、セリエAと代表戦では常にピッチに立ち続けている。40歳という年齢を感じさせないスタミナと判断力は健在で、加入から短期間でチームの中心的存在に。
ミランでの出場時間、ガッビアに次ぐチーム2位
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、今季セリエAでモドリッチより多く出場しているミラン選手はマッテオ・ガッビアのみ。センターバックのガッビアがリーグ戦全試合フル出場している一方、モドリッチはフィールドプレイヤーとして2番目に多い出場時間を記録している。
さらに注目すべきは、モドリッチが正守護神マイク・メニャンよりも多くのリーグ出場時間を積み重ねている点だ。メニャンは9月のボローニャ戦で負傷交代し、ウディネーゼ戦を欠場していたため、ベテランMFがチーム内で2番目に多いプレータイムを誇る結果となっている。
キャリアの最終章に差しかかりながらも、モドリッチのパフォーマンスは衰える気配を見せない。ミランの中盤を支える“永遠のバロンドーラー”は、今なおその名にふさわしい輝きを放っている。



コメント