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Football Italia
ジエリンスキが豪快ボレーで先制、インテルが主導権を握る
インテルは敵地ベローナでの試合を2-1で制し、終盤の劇的展開で勝ち点3を手にした。ピオトル・ジエリンスキの鮮烈な一撃と、試合終了間際のマルティン・フレーゼのオウンゴールが決勝点となった。
前節フィオレンティーナ戦を3-0で快勝して立て直しを図ったインテルだが、マルクス・テュラムとヘンリク・ムヒタリアンが依然離脱中。アンジェ=ヨアン・ボニーをスタメンに戻し、中盤もローテーションを採用した。一方のヴェローナは今季いまだ未勝利で、スアト・セルダーをはじめ多数の負傷者を抱えての一戦となった。
試合開始直後、ピオトル・ジエリンスキが鋭いシュートを放つも、GKモンティポが指先でかろうじて弾き出す。さらにラウタロ・マルティネスのループシュートも、ヴィクトル・ネルソンがゴールライン上でクリアする好守を見せた。
それでも16分、インテルがついに均衡を破る。ハカン・チャルハノールがショートコーナーからエリア外へボールを送り、ジエリンスキが右足インサイドで豪快なボレーを叩き込む。完璧なタイミングの一撃で、昨年10月のユベントス戦以来となるゴールを決めた。
ジョヴァーネの豪快弾でヴェローナ同点、試合は混戦に
勢いづいたインテルはルイス・エンリケのクロスからバストーニのヘディングを誘発するも、モンティポの好セーブに阻まれる。すると前半40分、ヴェローナが反撃に出た。ギフト・オルバンのスルーパスを受けたジョヴァーネが右サイドを突破し、バストーニとの1対1を制して強烈なシュート。ボールはヤン・ゾマーの指先をかすめ、ゴール左上隅に突き刺さった。
その直後には、オルバンが6ヤードからの巧みなタッチで再びゴールを狙うも、シュートはポストを叩いて惜しくも逆転ならず。前半は1-1で折り返した。



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