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Football Italia
カペッロ「デ・ブライネのPKは存在しなかったが…」
ファビオ・カペッロがセリエA土曜夜のナポリ戦で1-3の敗北を喫したインテルについてコメントしている。彼はケヴィン・デ・ブライネのPK判定が「存在しない」と認めつつも、ネラッズーリは自らを省みるべきだと厳しく指摘した。
ナポリはデ・ブライネ、スコット・マクトミネイ、アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサの得点で3-1の勝利。ハカン・チャルハノールの後半PKは反撃には至らなかった。
カペッロは『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のコラムで次のように記している。
「確かに、デ・ブライネが先制したあのPKは存在しない判定で試合の流れを変えてしまった。しかし、それがインテルの言い訳になることはない」
ミラノのクラブはバストーニのクロスバー直撃、ダンフリースのポスト直撃の場面こそあったものの、「らしさ」を欠いたという。
「インテルはアンバランス。ナポリに裏のスペースを与えすぎた」
カペッロは、守備と攻撃のバランスが崩れ、ボールロストのたびにナポリへカウンターチャンスを与えていたと分析する。
「最も驚いたのは各部門間のバランスが失われていたこと。それこそがラウタロらを7連勝へ導いた強みだったはずだ」
また、チヴとの采配にも疑問を投げかけた。最近のCLユニオンSG戦勝利後に、選手へ余分なオフを与えた判断が裏目に出た可能性を示唆した。
「勝利が過信を招くことはある。ブリュッセル遠征からナポリ遠征までの間に休養日を与えた判断は、負担軽減の試みだったのだろうが、十分ではなかった」



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